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ー外壁塗装の塗り替えタイミングと費用目安|失敗しないためのポイントー

外壁塗装の塗り替えはなぜ必要?
外壁塗装は、見た目をきれいにするだけでなく、家を雨や紫外線から守る大切な役割を担っています。新築から時間が経つにつれて、どうしても塗膜は少しずつ劣化していきます。色あせやひび割れ、小さな剥がれをそのままにしておくと、防水性が落ちて外壁材や躯体そのものにダメージが広がる可能性があります。そのため、定期的な塗り替えは「家の健康診断」と同じくらい重要だと考えておきたいところです。
外壁塗装の塗り替えを検討するタイミングを知っておくことで、必要以上に早く工事をしてしまうことも、手遅れになるまで放置してしまうことも防ぎやすくなります。ここでは、塗り替えが必要になる理由を分かりやすく整理していきます。
家を守る防水機能を回復させるため
塗装の一番の役割は「防水」です。塗膜が健全なうちは、雨水が外壁材の中に染み込むのを防いでくれますが、時間が経つと次第に撥水性が落ちていきます。チョーキング現象(手で触ると白い粉が付く状態)や、細かなひび割れが出てきたら、防水機能が低下しているサインです。
塗り替えによって新しい塗膜を作ることで、外壁材に水が侵入するのを再びしっかりと防げるようになります。結果として、雨漏りやカビ、躯体の腐食といった大きなトラブルを予防しやすくなります。
資産価値や見た目の印象を保つため
外壁は家の「顔」です。色あせや汚れ、コケが目立っていると、実際の建物の性能以上に古く見えてしまい、印象が大きく下がってしまいます。特に、将来の売却や賃貸を考えている場合には、外観の印象は査定にも影響しやすいポイントです。
塗り替えによって外観が明るく清潔感のある印象に変わると、住んでいる家族の気分も前向きになりますし、来客や近隣からの印象も良くなります。機能面とデザイン面の両方から、定期的な塗り替えには大きなメリットがあります。
外壁塗装の塗り替えタイミングの目安
それでは、実際にどれくらいの周期で外壁塗装の塗り替えを考えればよいのでしょうか。一般的には、使用している塗料の種類や、家が建っている環境によって変わりますが、大まかな目安を知っておくことで、計画が立てやすくなります。
ここでは、塗料ごとの耐用年数の目安と、自分で確認できるチェックポイントをご紹介します。
塗料別の耐用年数の目安
外壁塗装に使われる主な塗料と、それぞれのおおよその耐用年数は次の通りです。
・ウレタン塗料:おおよそ8〜10年
・シリコン塗料:おおよそ10〜13年
・ラジカル制御型塗料:おおよそ12〜15年
・フッ素塗料:おおよそ15年前後
これらはあくまで目安であり、日当たりや風通し、海からの距離などによっても実際の持ちは変わります。ただ、新築から10年前後経ったタイミングや、前回の塗り替えから10年前後経っている場合は、一度専門業者に相談して現地調査を受けておくと安心です。
見た目で分かる劣化サイン
耐用年数だけでなく、日頃の中で外壁をチェックすることも大切です。次のようなサインが出てきたら、塗り替えの検討時期だと考えてみてください。
・外壁を触ると手に白い粉がつく(チョーキング現象)
・全体的に色あせやツヤの低下が目立つ
・ヘアクラックと呼ばれる細かなひび割れが出ている
・コケやカビ、藻が増えてきている
・コーキング(目地材)の割れや痩せが目立つ
1つの症状だけで判断するのではなく、複数の症状が重なってきたら「そろそろ塗り替え時期かな」と考えると分かりやすいです。
外壁塗装の塗り替えにかかる費用の考え方
塗り替えを検討するときに一番気になるのが費用の目安ではないでしょうか。外壁塗装の費用は、建物の大きさや形状、足場の有無、使用する塗料のグレードなどによって大きく変わります。そのため、ざっくりとした相場感と、費用を左右するポイントを知っておくことが大切です。
ここでは、見積書を見るときにチェックしておきたいポイントを押さえながら、費用の考え方を整理していきます。
費用を左右する主な要素
外壁塗装の費用は、一般的に「外壁の面積×塗料の単価+足場代+付帯工事費」といった形で構成されています。具体的には、次のような要素で金額が変わります。
・建物の階数や形状(足場の量や作業のしやすさ)
・外壁材の種類(モルタル、サイディングなど)
・選ぶ塗料の種類やグレード
・下地補修やコーキング打ち替えの範囲
・付帯部(雨樋、破風板、軒天井など)の塗装有無
見積書では、これらの項目がどこまで含まれているかを確認することが大切です。「一式」としか書かれていない場合は、どこまでが含まれているのかを必ず質問しておきましょう。
安さだけで選ばないことが大切
複数の業者から見積もりを取ると、どうしても一番安い金額に目が行きがちです。しかし、極端に安い見積もりの場合、塗料のグレードを下げていたり、下地処理の手間を省いていたりする可能性もゼロではありません。
外壁塗装は「塗って終わり」ではなく、その後10年近く家を守り続ける工事です。費用だけでなく、塗料の内容や施工方法、保証内容などを総合的に比較して、納得できる業者を選ぶことが重要です。
外壁塗装の塗り替え工事の流れ
初めて外壁塗装の塗り替えを依頼する方にとっては、「どんな流れで進むのか分からない」という不安もあると思います。全体の流れを知っておけば、工事中に何が行われているのか理解しやすくなり、疑問や不安も減らせます。
ここでは、一般的な塗り替え工事の流れを、分かりやすく順を追ってご紹介します。
高圧洗浄と下地処理
まず、外壁についたホコリや汚れ、コケ、古い塗膜の一部などを高圧洗浄でしっかりと洗い流します。この工程を丁寧に行うことで、新しい塗料が密着しやすくなります。
その後、ひび割れや欠けがある部分の補修、サビが出ている金属部のケレン(削り落とし)などの下地処理を行います。ここをどれだけ丁寧に行うかが、塗り替え後の持ちや仕上がりを大きく左右します。
下塗り・中塗り・上塗り
下地処理が終わったら、いよいよ塗装作業に入ります。一般的には「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。
・下塗り:下地と上塗り塗料を密着させるための重要な工程
・中塗り:仕上げ塗料を規定の厚みにするための1回目の塗装
・上塗り:最終的な色とツヤを整える仕上げの塗装
3回に分けて塗ることで、塗膜の厚みを十分に確保し、耐久性を高めることができます。「2回塗りで十分です」と極端に工期が短い場合は、内容をよく確認した方が安心です。
塗り替えで失敗しないためのポイント
最後に、外壁塗装の塗り替えで後悔しないために、事前に押さえておきたいポイントをまとめます。どれも難しいことではありませんが、意識しておくだけで満足度は大きく変わります。
複数社から見積もりと診断を取る
1社だけの話で決めてしまうのではなく、必ず複数社から見積もりと現地調査を取りましょう。同じ外壁の状態でも、業者によって診断結果や提案内容が違うことはよくあります。
各社の説明を聞き比べることで、自分の家の状態や必要な工事の内容が見えてきますし、「なぜその工事が必要なのか」を納得した上で契約しやすくなります。
将来を見据えて塗料や色を選ぶ
塗り替えの色選びは、楽しみでもあり悩みどころでもあります。流行の色だけで決めるのではなく、周りの建物とのバランスや、10年後をイメージした落ち着きのある色選びも大切です。
また、価格だけでなく、耐久性やメンテナンス周期も含めて塗料を選ぶことで、長い目で見たコストパフォーマンスも良くなります。気になる点は遠慮せずに業者へ質問し、自分たちのライフプランに合った選択をしていきましょう。
