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ー部分補修で外壁の劣化対策!DIY補修の注意点も解説ー
毎日、風雨から建物を保護してくれる外壁。絶えず紫外線の影響を受けているため、実はひび割れや色あせ、はがれなどの損傷が生じやすくなっています。外壁は材質にかかわらず、時間とともに必ず劣化するため、その都度メンテナンスや補修が欠かせません。ただ外壁全体のメンテナンスや補修は足場が必要になり、費用も高額になりやすいため、多くの人は費用面でためらってしまいがちに。
そんなときは全面的な補修ではなく、必要な場所だけを修復したり、劣化の進行を遅らせたりできる部分補修がおすすめです。補修箇所によっては足場が不要になり、費用も抑えられます。
今回は外壁の部分補修について方法や、DIYで補修する場合の注意点をご説明します。
部分補修の種類とやり方
一言で部分補修といっても、その方法は素材や設置環境、機能面などでさまざまな種類があります。
以下に、外壁の損傷を修復するときのよくある方法を紹介します。
ひび割れ補修
ひび割れは、外壁の劣化症状として特に発生しやすい問題であり、部分補修でもよく行われる作業の一つです。
外壁がひび割れる原因は、紫外線の影響や建築物の経年によるものだけでなく、地震や台風などの自然災害によって発生する場合も。
ひび割れ部分の補修には、シーリング材やセメントを用いて、損傷した所を修復します。ひび割れの幅が細微なときは、部分補修が不要になることもありますが、深さなどの程度問題もかかわります。
そのため自己判断は避け、専門業者による現地確認と診断がおすすめです。
一方、ひび割れが1mm以上におよぶケースでは、建物自体に問題が隠れていることも。その場合は補修作業だけでなく、建物全体の点検が必要になります。
さらに、ひび割れが3mm以上の場合は建物が危険な状態である可能性があり、速やかな補修が必要です。
コーキングによる外壁補修
外壁は設置から時間が経過すると、材料同士の間に隙間が発生することがあります。これらの隙間は、ひび割れや亀裂の原因となり、雨漏りなどの症状につながります。
このような隙間の部分補修には、専用の充填材を用いて隙間を埋める、コーキングで対処します。
ただしコーキングは恒久的な解決策ではなく、気候条件にも左右されますが、およそ10年ほどで効果が低下してきます。そのため、約10年ごとの定期的なメンテナンス実施がおすすめです。
塗装はがれや劣化部分の塗装
局所的に塗装のはがれや劣化があるときは、塗装の部分補修を行います。
この方法は全体的な外壁塗装と比べて、周囲との色合いに差が出やすいこともあり、解決策としての効果は一時的です。
たしかに費用面を安く抑えられはしますが、全面的な外壁メンテナンスを行うまでの、あくまで暫定的な対策として考えましょう。
サイディングボードのビス打ち補修
サイディングボードとは、外壁に用いるパネル状の仕上げ材のことです。外壁にサイディングボードを使用している場合、時間の経過とともにボードが反ってきたり、浮き上がってくることがあります。
サイディングボードが反ったり浮いたりした場合、ビスを打つことで部分補修できます。ただし、これは軽度の反りや浮きに対してのみ有効な方法です。
ビス打ちで解決できない場合は、外壁塗装の再施工を検討する必要があるため注意しましょう。
DIYで外壁の部分補修を行う場合
外壁塗装工事は費用が高額になりがちなため、軽微なキズやヒビであれば、DIYでの補修を検討される方もいらっしゃるでしょう。
最近では、ホームセンターで塗料などの材料や工具を簡単に手に入れられます。これらの材料を使用すると、ひとまずの部分補修であれば、専門知識があまりなくても対応可能です。
DIYであれば費用を節約できるうえ、自分の都合にあわせて補修作業を行えるというメリットも。しかし、DIYで外壁塗装の部分補修を行うには、いくつかの注意点があります。
【DIYで外壁を部分補修する場合の注意点】
自分で外壁の部分補修を行う場合、外壁の正確な状態を判断できず、逆に状況を悪化させてしまうケースがあります。
また道具の使用方法や補修技術に不慣れな場合、予想以上に労力を要してコストパフォーマンスが悪くなったり、高所作業では墜落などのリスクも考えられます。
さらに、外壁のキズは一見小さく見えても、実は建物の構造に影響を与えるほどの深刻なダメージが隠れていることも。
そのため部分補修であっても、専門業者への相談がおすすめです。専門業者なら、外壁の状態を正確に診断し、もっとも適切な補修方法を提案してくれるでしょう。
火災保険適用の可能性について
たとえば台風や地震などの自然災害によって外壁にダメージが生じたとき、加入している火災保険で部分補修の費用をカバーできる場合があります。
火災保険が適用できるか否かは、契約の詳細や補修工事の内容によって条件が異なります。
保険契約書を確認のうえ、補修にあたる外壁塗装の業者や、契約中の保険会社に問い合わせてみましょう。
まとめ
費用が高額になりがちな外壁塗装も、部分補修であれば、劣化の進行を遅らせながら定期的に実施しやすくなります。
また部分補修の検査で、次に全体的な外壁塗装が必要になる時期の目途もつけられるでしょう。
劣化の進行具合や対処法を正しく判断するためには、外壁の状態を専門知識を持って正確に診断してもらう必要があります。
逆に自分で判断し、補修するDIYでは、外観はキレイになっても強度や精度に不安が残ります。安全のためにも、自己判断だけで完結させないことが肝心です。外壁の損傷や劣化が気になるとき、まずは外壁塗装の専門業者へ相談することから始めましょう。
リバウス株式会社では、劣化の現状診断から部分補修・全体の外壁塗装まで、外壁にかかわることであれば何でもご相談いただけます。特殊防水工事にも対応しているため、原因不明の雨漏りも解決可能。また第三者機関による保証付きなので、安心しておまかせください。外壁塗装について気になる点やご不明なことがございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。