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2024.02.05

ー外壁塗装の断熱塗料で得られる4つの効果|遮熱塗料との違いも解説ー

ー外壁塗装の断熱塗料で得られる4つの効果|遮熱塗料との違いも解説ー

「エアコン代をなるべく節約したい」

「家の中では一年中快適に過ごしたい」

と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、外壁塗装をすることで断熱効果を発揮し、室内温度を快適に保つことができる断熱塗料について解説します。

実際に外壁塗装に断熱塗料を活用した場合、どのような効果があるのかが知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

外壁塗装に使われる『断熱塗料』とは

 

外壁塗装に使われる断熱塗料とは、外壁や屋根に塗装することによって、断熱効果を発揮する機能性塗料です。

塗装面の温度の上昇を抑えるとともに、熱伝導を抑制する機能があります。これによって、室内温度を快適に保つ効果が期待できます。

「断熱」と聞くと冬に役立つイメージがあるでしょう。しかし断熱塗料は1年中メリットを感じられる塗料です。夏には太陽からの熱を反射したり放出したりすることで室内温度を2〜3度低くし、冬には室内の熱を逃がすことなく暖かい温度をキープしてくれます。

 

断熱塗料と遮熱塗料の違いは?

 

断熱塗料と同じく熱に関係する機能性塗料として知られているのが、遮熱塗料です。

2つの塗料は、一見同じような機能を持っている印象を受けますが、それぞれ特徴は異なり、同じではありません。機能面が優れているという点から、料金は断熱塗料の方が高価になっています。

ここからは、断熱塗料と遮熱塗料の機能の違いについて解説していきます。

 

熱を抑える方法が異なる

 

断熱塗料は、熱伝導を抑えることによって、外と家の中の温度差を保ちます。

高温から低温への熱伝導を最小限にするので、夏場は室温を下げ、冬場は室温を上げる働きがあるのです。また、室温を快適にすることで、冷暖房の効率も良くなります。

一方で、遮熱塗料は、外からの熱を反射させることによって、室温の上昇を抑える効果があります。夏場の暑さには効果が高く、節電にも効果的です。

つまり、断熱塗料が一年中室温を快適に保つ塗料であるのに対し、遮熱塗料は夏の暑さ対策に特化した塗料であるといえます。

 

冬場の保温効果の有無

 

断熱塗料の場合は、冬場の室内を保温する役割もあります。熱の伝導を抑えるので、室内で温まった空気を外に逃がさない効果が期待できます。

遮熱塗料には、室内の熱を逃がさない効果はありません。それに加えて、冬場の太陽の熱も反射してしまうので、室内が温まりづらくなってしまうというデメリットもあります。

つまり、断熱塗料は夏の暑さと冬の寒さの両方に効果的ですが、遮熱塗料は夏に高い効果を発揮するものの冬にはメリットを感じることはできません。

 

断熱塗料で得られる4つの効果

 

外壁塗装の断熱塗料は、基本的には塗装面の温度上昇を抑える働きがあり、夏の暑さと冬の寒さを軽減する効果が期待できます。ここからは、断熱塗料で得られる4つの効果について解説します。

①室温を快適に保つ

 

断熱塗料は、断熱効果によって室温を快適に保ちます。

夏の暑い日の室温上昇を抑えるだけでなく、冬の寒い日にも暖房効率を高める機能があります。そのため、エアコンの使用頻度を減らすことができ、光熱費の節約にも繋がるのです。

②結露の発生を抑える

 

断熱塗料には、結露の発生を抑える効果もあります。

そもそも結露とは、室外と室内の温度差によって発生し、内装材の傷みやカビの原因になります。断熱塗料を塗っていれば、室外と室内の温度差を小さくすることができるので、結露の発生予防に効果的です。

③外壁や屋根の耐久性を高める

 

断熱塗料を塗った外壁や屋根は、一般的な塗料に比べて耐久性が高いです。

断熱塗料の種類によって違いがあるものの、一般的な塗料よりも3〜5年は耐用年数が長く、メンテナンスコストを抑えることができます。また、断熱塗料によって外壁素材が強化されるため、汚れや塗料のひび割れを防ぎ、外壁の寿命を伸ばすことにも繋がります。

④防音効果

 

断熱塗料は、内壁に塗装することによって、防音効果も発揮します。

内壁の塗装では、4〜10 デシベルほど音が小さくなるといわれているので、外からの雨音や車が走る音も小さくなったと実感する方も多いです。予算が限られている場合は、よく使用する部屋や防音対策をしたい部屋にのみ断熱塗料を塗装することも可能です。

 

外壁塗装に断熱塗料を使用する際の注意点

 

断熱塗料を使用する際には、注意しておくべきことがあります。「断熱塗料を採用したけれど、思っていたより効果を感じられなかった…」と後悔しないように、あらかじめ注意点をチェックしておいてください。

費用が高い

 

断熱塗料は、一般的な塗料に比べて費用が高いことがほとんどです。

ただし耐久性が高く、塗り直しまでの期間は長いので、長期的にみるとコストパフォーマンスが悪いわけではありません。初期費用はどうしてもかかってしまうため、初期費用を抑えたい方には向かない施工です。

効果が感じられない可能性も

 

家の構造や建材の種類によっては、断熱塗料の効果を感じることができない可能性があります。断熱効果が感じられない可能性があるパターンの例は、下記の通りです。

・すでに壁に断熱材が使用されている
・空間が大きすぎる
・窓から常に日光が入ってきている

気候や立地条件も関わってくるので、断熱塗料を希望する際はプロに相談をしてみましょう。

外壁塗装や屋根の塗装だけで完全に断熱できるわけではない

 

塗装に断熱塗料を採用したからといって、完全な断熱ができるわけではありません。

断熱塗料をしっかりと施工していても、窓やドアからも太陽の光や熱が入ってくるので、塗装だけで完全な断熱を行うことは難しいです。間取りや断熱材の有無など、さまざまな条件が関わってくるので、事前にチェックしておきましょう。

 

外壁塗装の断熱塗料は白か淡い色が効果的

 

実は、断熱塗料の色は、断熱性に大きく関わっています。

外壁に黒などの濃い色を採用した場合、光の反射量が少なくなるため、断熱塗料の効果を最大限に発揮することが難しいです。より断熱性を高めたければ、白か淡い色を選び、光の反射量を増やすことをおすすめします。

 

外壁塗装の断熱塗料についてお気軽にご相談ください

 

外壁塗装で使われる断熱塗料について解説しました。

断熱塗料には、さまざまな種類があります。その効果と持続性は職人の技術によって変わることがあるので、まずは専門の業者へ相談するのがおすすめです。

当社では、お客様のお悩みやご希望をしっかりとヒアリングした上で、お住まいに合った塗料を提案いたします。

ぜひお気軽にご相談ください。