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2024.05.24

ー戸建ての外壁塗装にかかる工期はどのくらい?各工程の流れと日数ー

ー戸建ての外壁塗装にかかる工期はどのくらい?各工程の流れと日数ー

「戸建ての外装塗装はどのくらいになるのだろう?」
外壁塗装を検討する際に、どのくらいの工期が必要なのか心配される方は多いでしょう。

 

【戸建ての外壁塗装にかかる工期】
・30坪程度の2階建ての場合:7〜10日
・外壁塗装の際に屋根塗装も行う場合:10〜14日

 

この記事では、戸建ての外壁塗装にかかる工期はどのくらいなのか、各工程の流れと日数について解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

戸建ての外壁塗装にかかる工期はどのくらい?

戸建ての外壁塗装の工期は、30坪程度の2階建ての場合だと、通常「7〜10日」かかります。

悪天候や雨の日には工事が中断されるため工事期間が延びますが、天候が良くても最低7日間は必要です。

もし7日未満の工期を提案する業者がいれば、外壁塗装の工程が省略されている可能性があるので注意しましょう。

また、外壁塗装の際に屋根塗装も行う場合の工期は「10〜14日」が一般的です。

外壁と屋根の塗装はどちらも足場の設置が必要なので、設置費用や組み立て・解体の期間を考慮すると、同時に行う方が経済的です。

 

 

外壁塗装の流れと作業ごとの工期

外壁塗装の一般的な流れは業者によって違いはありますが、基本的な流れと各工程にかかる日数は以下のようになります。

 

①工事準備・挨拶回り(半日程度)
②足場設置(1日程度)
③高圧洗浄(1~3日程度)
④下地処理・養生(1~3日程度)
⑤外壁塗装:下塗り(1日程度)
⑥外壁塗装:中塗り(1日程度)
⑦外壁塗装:上塗り(1日程度)
⑧屋根塗装:下塗り(1日程度)
⑨屋根塗装:中塗り(1日程度)
⑩屋根塗装:上塗り(1日程度)
⑪点検・足場解体・撤収(1日程度)

 

外壁塗装と合わせて屋根塗装も行う場合の流れを見ていきましょう。

 

①工事準備・挨拶回り(半日程度)

外壁塗装では塗料のにおいや足場の設置、作業音、車両の通行などで近隣に迷惑がかかります。
トラブルを避けるためにも事前の挨拶は重要です。業者が代行することもありますが、できるだけ同行して挨拶をしましょう。

 

②足場設置(1日程度)

作業用の足場を設置して、周囲を飛散防止ネットで覆います。
足場設置は通常1日で完了しますが、設置時には大きな音が出るため、事前に近隣にお知らせすると良いでしょう。

 

③高圧洗浄(1~3日程度)

外壁の汚れを高圧洗浄機で洗い流します。
作業日数は、洗浄に1日、乾燥に1〜2日かかり、合計3日程度。この工程は天候によって変動します。

 

④下地処理・養生(1~3日程度)

次に古い塗膜を除去し、ひび割れを補修します。
サイディング(外壁の仕上げとして貼る板材)の場合は目地のコーキングも行います。
下地処理が終わったら、窓ガラスやエアコンの室外機などを養生。

 

⑤外壁塗装:下塗り(1日程度)

外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。
下塗りは、下地と上塗り材を密着させるための接着剤の役割を果たします。

 

⑥外壁塗装:中塗り(1日程度)

下塗りが乾燥した後、刷毛やローラーを使って、中塗りを行います。

 

⑦外壁塗装:上塗り(1日程度)

中塗りが乾いたら上塗りをします。

塗料の製品によっては、中塗り用塗料と上塗り用塗料が別になっており、塗った場所がわかりやすいように色が違うタイプもあります。

 

⑧屋根塗装:下塗り(1日程度)

外壁塗装後に、屋根の塗装をします。
スレート屋根の場合はタスペーサー(縁切り部材)を差し込み、下地処理後に下塗りを行います。

 

⑨屋根塗装:中塗り(1日程度)

屋根も中塗りを行います。
紫外線が強く当たるため、耐用年数が長い塗料が選ばれることが多いです。

 

⑩屋根塗装:上塗り(1日程度)

中塗りが乾燥したら、上塗りを行います。中塗りと同じ塗料を使用します。

 

⑪点検・足場解体・撤収(1日程度)

塗装工程がすべて完了したら、お客さまと仕上がりを確認します。

問題がなければ道具やゴミを片付け、足場を撤去。
撤収作業は半日程度です。片付けを含めると丸1日かかります。

 

外壁塗装の工期が延びる3つのケース

外壁塗装は、以下の理由で工期が長くなる可能性があります。

 

①補修に時間がかかる場合
②悪天候の場合
③日照時間が短い場合

 

事前に理解しておきましょう。

 

①補修に時間がかかる場合

外壁の経年劣化が激しい場合、下地補修に時間がかかることがあるため、結果的に工期が延びます。
また、建物の面積や形状、施工のしやすさによっても工期が左右されます。

 

②悪天候の場合

屋根塗装や外壁塗装は屋外工事になり、高所作業も含まれるため、雨の日は作業を進めることができません。

外壁塗装では塗料の乾燥が重要なため、塗料が濡れると乾燥するまで次の工程にかかれないからです。

また、風の強い日も砂埃が塗装面に付着してしまうため、工期が長くなる可能性があります。
特に梅雨など雨が多い時期は工期が遅れることが多いので注意が必要です。

 

③日照時間が短い場合

冬は日照時間が短く、外壁塗装の工事ができる時間が限られます。
外壁塗装は高所作業が含まれているため、暗くなってからの作業は安全上できません。
同じ工事内容でも、冬は工期が1〜2日長くなることがあります。

 

まとめ:外壁塗装の工期は2週間前後が目安

この記事では、戸建ての外壁塗装にかかる工期はどのくらいなのか、各工程の流れと日数について解説しました。

 

【戸建ての外壁塗装にかかる工期】
・30坪程度の2階建ての場合:7〜10日
・外壁塗装の際に屋根塗装も行う場合:10〜14日

 

30坪の2階建て住宅の場合、外壁塗装の工期は約2週間が目安です。ただし、外壁の劣化状況や天候により工期が延びる可能性があります。

外壁塗装工事は、常に立ち会う必要はなく、最終チェックの日だけ立ち会えば大丈夫です。
工事中に外出しても問題ありません。

外壁塗装の工期は家の大きさや屋根塗装の有無によっても異なりますので、事前に業者に工期の目安を確認しておくと良いでしょう。