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ー外壁塗装の剥がれは放置NG!原因と対策をわかりやすく解説ー

外壁塗装が剥がれてくるとどうなる?放置するリスク
外壁塗装の剥がれやめくれを見つけると、「見た目が悪いな」くらいに感じてしまいがちですが、実は家を守る機能が落ちてきている重要なサインです。塗装は、雨や紫外線から建物を守る「防水のコート」の役割をしています。そのコートが剥がれているということは、外壁材や躯体がむき出しに近い状態になっているということです。
ここでは、外壁塗装の剥がれを放置するとどのようなリスクがあるのかを、イメージしやすい形で見ていきましょう。
見た目の印象ダウンだけでなく資産価値も低下
外壁が剥がれていると、どうしても古びた印象や、手入れが行き届いていないイメージを与えてしまいます。マイホームとして長く住み続けたい方はもちろん、将来売却や賃貸に出す可能性がある場合にも、大きなマイナス材料になってしまいます。
・建物全体が古く汚れて見える
・来客や近隣からの印象が悪くなる
・売却時の査定額に影響する可能性がある
雨漏りや構造部分の劣化リスクが高まる
見た目の問題よりも深刻なのが、建物内部へのダメージです。塗装が剥がれた部分から雨水が入り込むと、外壁材の劣化やひび割れ、さらには躯体の腐食へとつながります。表面の小さな剥がれでも、その裏側でダメージが広がっていることも珍しくありません。
・雨染みやカビ、クロスのめくれなどの室内トラブル
・外壁材の浮きやひび割れの拡大
・柱や梁など構造部分の腐食やシロアリ被害
このように、外壁塗装の剥がれは「見た目だけの問題」ではなく、家の寿命にも関わる大切なサインだと理解しておくことが大切です。
外壁塗装の剥がれの主な原因
外壁塗装が剥がれると、「施工が悪かったのかな?」と思う方も多いですが、原因は一つとは限りません。経年劣化によるものもあれば、下地処理や塗料の選び方など、いくつかの要因が重なって起きているケースもあります。
ここからは、代表的な原因を知っておくことで、自宅の状態をチェックしやすくしていきましょう。
経年劣化と塗料の耐用年数
どんなに丁寧に施工された外壁塗装でも、時間とともに少しずつ劣化していきます。塗料にはそれぞれ耐用年数があり、一般的には約8〜15年が目安とされています。日当たりや立地条件によっても変わりますが、耐用年数を大きく過ぎている場合は、剥がれやひび割れが出てきても不思議ではありません。
・アクリル系塗料:5〜7年程度
・ウレタン系塗料:8〜10年程度
・シリコン系塗料:10〜13年程度
・フッ素系塗料:15年前後
この目安を過ぎている場合は、「そろそろ塗り替え時期」と考えておくと安心です。
下地処理不足や施工不良
塗装前の下地処理が不十分だと、仕上がり直後はきれいでも、数年以内に剥がれや浮きが出やすくなります。特に、古い塗膜や汚れを十分に落とさないまま塗装してしまうと、塗料がしっかりと密着せず、シートがめくれるように剥がれてしまうことがあります。
・高圧洗浄が不十分で汚れやコケが残っていた
・ひび割れや欠けの補修がされていなかった
・既存塗膜の状態に合わない塗料を使っていた
見た目では分かりにくい部分ですが、信頼できる業者ほど下地処理に時間をかける傾向があります。
建物の動きや環境条件による影響
建物は、地震や強風、車の振動、気温差による伸縮など、さまざまな力を受けています。その影響で外壁に細かなひびが入り、そこから塗装が剥がれてしまうこともあります。また、海の近くや工場地帯など、環境条件が厳しいエリアでは、劣化のスピードが早くなることもあります。
・日当たりが強い南面や西面だけ傷みが早い
・海沿いで塩害を受けやすい
・交通量の多い道路沿いで排気ガスの影響が大きい
立地や環境によっても劣化の仕方が変わるため、自宅の条件を踏まえて点検のタイミングを考えることが大切です。
自分でチェックできる外壁の剥がれサイン
次に、専門家でなくても日常の中で確認しやすいチェックポイントをご紹介します。「塗装が剥がれているかどうか分からない」という方は、まずここから簡単に確認してみてください。
触ると白い粉がつく・細かなひび割れがある
外壁を指でこすったときに白い粉がつく状態を「チョーキング現象」と呼びます。これは、塗料の中の樹脂が劣化して顔料が粉状になっているサインで、そのまま放置すると剥がれやひび割れへと進行しやすくなります。
また、塗膜や外壁材に細かなひび割れが出ていないかも要チェックです。特に窓まわりやバルコニー周辺などは、ひびが入りやすい場所なので、意識して見てみましょう。
膨れ・浮き・コーキングの割れ
外壁の一部がふくらんで見えたり、指で押すとわずかにへこむような感触があったりする場合は、塗膜の浮きが起きている可能性があります。この状態が進むと、表面の塗装が一気に剥がれ落ちてしまうこともあります。
あわせて、サッシ周りや外壁の継ぎ目に使われているコーキング(シーリング材)の状態も確認しましょう。
・ひび割れている
・痩せて隙間ができている
・触ると硬くポロポロと崩れる
このような状態は、防水性能が下がっているサインです。外壁塗装の剥がれと同じく、早めのメンテナンスが重要です。
剥がれを見つけたらどうする?対処の流れ
外壁塗装の剥がれを見つけたからといって、すぐに不安になる必要はありませんが、放置していいものでもありません。ここでは、実際に剥がれを見つけたときの基本的な対応ステップを整理しておきます。
まずは状態を記録し、無理な自己補修はしない
剥がれを見つけたら、スマホで写真を撮っておきましょう。全体の様子と、剥がれている部分のアップ写真があると、後で業者に相談するときにも状況が伝えやすくなります。
ホームセンターの塗料などで部分的に塗り直す方もいますが、かえって境目が目立ってしまったり、プロの補修の妨げになってしまったりすることがあります。応急処置が必要なほどの大きな剥がれでなければ、無理に自分で直さず、専門業者に相談したほうが結果的にきれいに仕上がるケースが多いです。
複数社から見積もりと診断内容を確認する
外壁塗装は決して安い買い物ではないため、1社だけの提案で決めてしまうのはおすすめできません。少なくとも2〜3社から現地調査と見積もりを取り、診断内容や提案が納得できるかを比較しましょう。
・剥がれの原因について、写真や図で分かりやすく説明してくれるか
・下地処理や補修内容まで具体的に教えてくれるか
・「今すぐ工事しないと大変なことになる」と不安をあおりすぎていないか
こうしたポイントをチェックしながら、信頼して任せられる業者を選ぶことが大切です。
外壁塗装の剥がれを防ぐための予防策
最後に、そもそも剥がれが起きにくい状態を保つために、普段からできる予防策を見ておきましょう。少し意識するだけで、外壁の持ちを大きく変えられることもあります。
定期点検とメンテナンスの習慣をつける
外壁は、毎日見ているようで意外と細かな変化に気づきにくい部分です。年に1〜2回は、家の外周をぐるりと一周して、色あせやひび割れ、コケやカビの発生などをチェックしてみましょう。
・梅雨前や台風シーズン前にチェックする
・新築から10年が経つ頃に一度専門家に診てもらう
・気になる症状を見つけたら写真を残しておく
このような習慣をつけておけば、「気づいたら大きく剥がれていた」という状態を防ぎやすくなります。
業者選びで下地処理へのこだわりを確認する
塗り替えを依頼するときは、価格だけでなく、どこまで丁寧に下地処理をしてくれるかも重要なポイントです。見積書に「高圧洗浄」「下地補修」「ケレン作業」などの項目が具体的に記載されているかを確認しましょう。
また、使用する塗料の種類や耐用年数だけでなく、自宅の立地や外壁材に合った提案をしてくれるかどうかもチェックしたいところです。同じ「外壁塗装」でも、仕上がりや持ちの良さには大きな差が出ます。
まとめ:剥がれに気づいたら早めの相談が安心
外壁塗装の剥がれは、家が「そろそろメンテナンスをしてほしい」と教えてくれているサインです。見た目の問題だけでなく、放置すれば雨漏りや構造部分の劣化につながる可能性もあるため、できるだけ早めに専門家へ相談することをおすすめします。
定期的なチェックと、信頼できる業者による適切な塗り替えを行うことで、大切なマイホームを長く快適に守ることができます。「少し剥がれてきたかな?」と感じたら、ぜひ一度、外壁の状態を見直してみてください。
